二荒山神社は、奈良時代末790年(延暦9年)、勝道上人(しょうどうしょうにん)が創建したもので、日光山岳信仰の中心的存在の神社です。
二荒山の名前の由来は諸説ありますが、観世音菩薩が住むとされる補陀洛山(ふだらくさん)が訛ったものといわれ、後に弘法大師がこの地を訪れた際に「二荒」を「にこう」と読み、「日光」の字を当てこの地の名前にしたと伝えられています。
江戸時代初め、隣接して徳川家康を祀る日光東照宮が創建され、当社はその地主神として徳川幕府から厚く崇敬を受けることとなりました。
現在の建築物は、1619年(元和5年)に2代将軍徳川秀忠の寄進により、桃山調の社殿に建て替えられたもので、現存する中で日光山内最古の建築物です。
日光三山を含む日光連山八峰(男体山・女峰山・太郎山・奥白根山・前白根山・大真名子山・小真名子山・赤薙山)や華厳滝、いろは坂などを境内に含み、御神域の広さは3400ヘクタールで、伊勢神宮に次ぐ面積を持ち、日光国立公園の名所の多くが境内にあります。
本殿や神橋など23棟が国の重要文化財に指定されています。
